活動報告
6月研修例会 今日から学ぶ株式投資、マネーリテラシー向上のための勉強会～見極めよ、経済の潮目。養うべきは投資家目線～
マネーリテラシーの向上を目的とした研修として、今回はマネーの3原則、「稼ぐ、守る、増やす」から「増やす」をテーマに研修を行いました。
野村証券株式会社から吉村太郎氏と、YEGメンバーの一員でもある江口諒祐氏が研修の講師を担当しました。
今回焦点を当てたのは現物株式の長期保有という投資手法です。銀行預金の利回りが極めて低く、マネタリーベースが増加の一途をたどる現代においても現預金のみの資産状況でよいのかを問い、世界と日本の経済を投資家目線から見つめ直しました。
資産運用には投資信託という手法もありますが、この研修では敢えて現物株式にフォーカスを当てて行いました。投資信託のように「プロに任せておしまい」ではなく、自分で銘柄を選択し、運用することで経済の潮目をいち早く感じとる投資家の目線を磨いていただきたいとの思いからでした。投資家目線は経営者にとって経営のアクセルとブレーキを的確に使い分ける意味で、大変重要なことではないでしょうか。
現物株式に関する内容の研修会は例がなく、実施前から「楽しみにしている」といった内容の声を聞いていました。研修後は「聞けて良かった」「勉強になった」という声を頂きました。
新型コロナウイルス感染症拡大するなか、ZOOMウェビナー形式にて本会を開催いたしました。事前の資料の郵送から会場の設営、配信機材の準備までマネーリテラシー向上委員会のメンバーに奮闘していただきました。特に委員会として初めての試みであるZOOMウェビナー形式の配信にはトラブルがないよう、１週間前に本番と同じ会場で本番と同じ機材を持ち込んで配信のリハーサルを行うなど入念な準備が行われました。
お忙しい中、参加いただきました皆様、ありがとうございました。今回の研修を聞いて終わりではなく、ぜひ行動していただければと思います。マネーリテラシー向上委員会の皆様には多くのお力添えをいただき本当に有難うございました。
マネーリテラシー向上委員会 委員長 古川 泰