紫の道 湖上シンポジウム - いのち - 紫式部からのメッセージ ご案内
画像をクリックすると各イベントの詳細PDFが表示されます。
2008年7月12日(土)終了いたしました。当日の様子は以下をご覧ください。 | |
受付 9:30~ / 出航 10:00 | |
クルーズビアンカ船上 | |
ビアンカで航行し、源氏物語をテーマに文化・自然・観光を満喫します。 歴史的な文学の表現を借りて「地球環境保全のメッセージ」をびわ湖から全国発信すると同時に、多くの皆様に「湖都大津」魅力を感じて頂き、新たな観光振興や観光商品開発、活力溢れるまちづくりにつなげていくことを目的に開催します。ぜひご参加ください。
参加費:おひとり 5000円(昼食代他) 定員:120名(応募多数の場合は締切後抽選)
詳細は画像をクリックしてご確認ください。(PDF形式) |
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大津商工会議所「湖上シンポジウム」係 TEL 077-511-1501 |
イベントトピックス
紫式部の通った航路を楽しむ ~紫の道 湖上シンポジウム~が開催されました
(平成20年7月12日)
源氏物語の作者である紫式部は、父・藤原為時が越前守に任ぜられ船でびわ湖を旅したと伝えられています。 その航路を体験し源氏物語の世界へ想いを馳せ、あわせて現在・未来の自然環境を考えてみるシンポジウムが、びわ湖クルーズ船ビアンカ行われました。
遠くは秋田から楽しみにして来たという人を含めビアンカには約120人が乗船し、午前10時には浜大津港を出港しました。
午前は、中村桂子さん(JT生命誌研究館長)、鈴木ゆみさん(源氏物語を楽しむ会主宰)、小林圭介さん(滋賀県立大学名誉教授)がそれぞれの立場から源氏物語をテーマに講演をされました。
午後は、食事・休憩をはさみ、源氏物語と自然環境について参加者とセッションがあり、まとめとして中村さんから「自然の中に生きる」という言葉が源氏物語千年紀in湖都大津実行委員会会長の宮崎君武さんに手渡されました。
次に特別講演として嘉田由紀子知事が「螢に託された千年の想い」というテーマで螢と日本人の関わりの歴史を講演させました。
その後、午後3時、びわ湖クルーズ船ビアンカは烏丸半島に到着。琵琶湖博物館の各展示を見学後、午後5時には無事浜大津港に帰港しました。
源氏物語と自然環境と一見異質に見える2つのテーマを軸に、1000年前の日本と日本人の自然への接し方を見ながら、今の世界の姿を考え、さらには1000年先人間と自然のあり方を考える壮大なシンポジウムでした。
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