源氏物語千年紀in湖都大津 源氏夢回廊
源氏夢回廊各施設催し物のご案内
イベント情報
田辺聖子源氏物語文学館
3.18(火)~12.14(日)
<美しい現代日本語>で注釈書なしに“源氏”を読める楽しみを読者と共有したいがために現代語訳に挑戦したという田辺聖子さんの『新源氏物語』。オリジナル源氏ともいうべき『私本・源氏物語』シリーズ、光源氏等を様々な視点で軽妙に描くエッセイ、アーティストとのコラボレーション、人気沸騰で聴講待ちの人があふれた大阪のホテルで3年に亘って開かれた講演『源氏を語る』……現代日本を代表する作家・田辺聖子さんは古典にも造詣が深く、とくに源氏物語に関する著作はバラエティーに富み、源氏物語千年紀に欠かせない重要人物です。その田辺聖子さんの特別な協力を得て、田辺聖子源氏物語の世界を展開します。「花の寺」としても知られる石山寺に因み、前期は「花と源氏物語」をテーマにした展示や直筆原稿が並びます。(協力/大阪樟蔭女子大学)
圧巻! 田辺聖子の新源氏物語の絵巻
取材日:2008/11/26
明王院・田辺聖子源氏物語文学館では、中央に源氏物語各帖の田辺聖子氏による現代語訳の源氏物語絵巻である「田辺聖子の新源氏物語の絵巻」展示されています。
原文では十分にはわからない内容が現代語訳で、美しい平安王朝の絵とともに巻き物各帖に纏められています。
歴史的な源氏物語絵巻とは違い、現代語訳新源氏物語は各帖の物語が絵と短くまとめられた物語文で、すーと頭に入ってきます。
是非、ショーケースの中の新源氏物語全文に目を通されてはいかかでしょうか。
「源氏物語」の世界を彩る植物
取材日:2008/10/31
「源氏物語」に登場する植物は、草本類が約50種、木竹類が約60種で合計約110種とされ、多くの植物が庭を彩り、また鑑賞栽培だけでなく、十二単や襲(かさね)などの色合いに取り入れられています。
「源氏物語」に登場する植物は、草本類が約50種、木竹類が約60種で合計約110種とされいます。
最も出現回数が多いのはマツで約60回、モミジや紅葉も約60回、次はサクラで約50回、ウメ、フジ、ヤマブキ、ナデシコ、キク、ハス、オミナエシ、タチバナと続くそうです。
登場する多くの植物は源氏物語の世界を彩り、こうした植物は十二単や襲(かさね)などの色合いに取り入られています。なんと「源氏物語」に記述のある50色の約4分の3は植物に基づくそうです。
そうした「源氏物語」に登場する植物について大きなパネルでわかりやすく解説されています。
挿絵師・岡田嘉夫氏の大パネル
掲載日:2008/09/30
田辺聖子・源氏物語展では会場の奥に挿絵師・岡田嘉夫氏の大パネルが展示されている。
挿絵師・岡田嘉夫氏は、田辺聖子さんの「絵草子 源氏物語」の挿絵で独特の世界観を作り出しています。
その挿絵が2メートル以上、約10枚近く並ぶと迫力があります。
田辺聖子さんの「絵草子 源氏物語」を片手に、眺めてみてはいかがでしょうか?
十二単で石山寺詣を体験しませんか?参加者募集中!
掲載日:2008/07/11
「十二単の実演・体験」
十二単の実演・体験の見学ができます。
その際、十二単の解説や平安時代の生活模様の説明等が行われます。
開催日 10月12日(日)・13日(祝)・11月23日(日)・24日(祝)
開催時間 午前11時~11時30分 / 午後2時~2時30分
場所 明王院2階和室
定員 30名
*見学対象・・・夢回廊入場者
千年の時を超えて源氏物語に登場する姫君の「十二単」に本格的な衣紋道で袖を通していただく。 衣裳の襲ね色目・文様・お仕立てや宮廷生活等について解説をしながら着装します。
開催日 | 10月12日(日) 13日(祝) 11月23日(日) 24日(祝) |
時 間 | 1日2回開催 (1回目 11:00~11:30 2回目 14:00~14:30) |
料 金 | 有 料 体験料 15,000円(記念写真付)/1回に付き 残額(5,000円)は、当日お支払いをお願いします。 |
会 場 | 石山寺「夢回廊」明王院2階 |
お申し込み | 申し込み用紙をダウンロードしてご利用いただくか、お電話にて直接ご連絡ください。 申し込み用紙ダウンロード» |
〔注意事項〕
・本格的なメークを行いますので体験終了後のメークについては、各自持参のメーク道具にてお願いします。
・髪がショートの方には、ウィッグを付けさせていただきます。
・当日は、十二単の着付けのモデルとなっていただき、皆様にご披露させていただきます。
・当日は、30分前には入場してください。
・事前予約金の入金確認のうえ、正式決定となりますのでご注意ください。
平安時代には、宮廷の女人たちのあいだで石山詣が流行りました。
平安時代の時に思いを馳せて、境内の散策をお楽しみください。
(雨天の際は室内で貝合、投扇興等で遊んでいただきます)
開催日 | 10月12日(日) 13日(祝) 26日(日) 11月2日(日)3日(祝) 9日(日) 23日(日) 24日(祝) 30日(日) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時 間 |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
料 金 | 有 料 体験料 10,000円 見学料 500円(お一人) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定員数 | 午前・午後 各4名(各月20名) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
予約状況 |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
着付場所 | 石山寺「夢回廊」明王院 2階 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お申し込み | 申し込み用紙をダウンロードしてご利用いただくか、お電話にて直接ご連絡ください。 申し込み用紙ダウンロード» |
〔注意事項〕
・雨天の場合 室内で貝合、投扇興等で遊んでいただきます。
・当日は、30分前には入場してください。
・体験は、女性のみとなります。
・事前予約金の入金確認のうえ、正式決定となりますのでご注意ください。
作家・田辺聖子と源氏物語の魅力
取材日:2008/08/28
源氏物語は多くの日本人、いや世界の人を魅了してきた長編文学です。
また作家や学者の人たちが現代語訳に取り組み、世界にこの文学遺産を伝えてきました。
そんな中でも生涯をかけて源氏物語の魅力を私たちに伝えてくれているのが作家の田辺聖子さんです。
明王院では、作家・田辺聖子さんの源氏物語への想いや精力的が作家活動の様子を窺い知ることができます。
田辺聖子さんの現代語訳「源氏物語」を読んだことのある人にとっては必見の展示です。
「田辺聖子 源氏物語展」を開催中!
取材日:2008/06/06
明王院では、現在「田辺聖子 源氏物語展(平成20年3月18日・火~12月14日・日)」を開催中!
田辺聖子氏は、数多くの源氏物語の現代訳を世に出している作家です。
館内に入ると、まず田辺聖子氏の原稿の展示があり、作家の創作作業の一端を窺い知ることができます。
次には、源氏物語の時代の衣装である十二単や束帯が展示されていて、平安王朝のきらびやかさが伝わってきます。
館内の中央では、田辺聖子氏の現代語訳の抜粋と源氏絵巻が54帖紹介され、各帖を食い入るように見ている来場客の多くがいました。
奥には、挿絵師・岡田嘉夫氏の現代版源氏物語絵巻が大パネルで展示出されており迫力があります。
最後に、源氏物語に登場する百以上の草花の紹介があり、この長編物語が日本の四季折々の美しい草花で、登場人物の心情を豊かに表現している文学作品であることに感心させられます。
田辺聖子氏の作品を読んだことのある人は、是非ご覧になるといいですよ。
読んだことのない方でも、源氏物語の世界を味わうことのできる分かりやすい展示館です。